山口県立下松高等学校のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。
本校は昨年度、創立80周年を迎えた普通科の進学校です。校訓として「至誠一貫、進取創造、協力和親」を掲げ、スクール・ミッションを「計画的・効果的なキャリア教育を推進するとともに、異なる校種の学校や地域と連携・協働した教育活動を通して、確かな学力と豊かな人間性を培い、自ら進んで新たなことに取り組み創造しながら、他者と協働して社会に貢献できる人材を育成します。」と定めています。
校地は下松市の市街地と笠戸湾を見渡す丘の上にあり、創立当時から「山の学校」として地域に親しまれてきました。本校のシンボルとなっている自転車置場から校門までの登校坂を登ると、四季折々に表情を変える豊かな自然に囲まれた校舎が見えてきます。
昨年度は、節目の年度ということもあり、学校活動においてさまざまな成果があった年になりました。進路状況においては、生徒は各自の目標を明確にして、意欲的に学習に取り組んでおり、ほぼ半数の生徒が国公立大学進学などの高い実績をあげることができました。また、部活動においても、弓道部女子、陸上競技部やりなげが2年連続、バスケットボール部女子が初の全国高校総体への出場を果たしています。また、放送部、美術部は全国高校総文への出品、その他にも全国レベルの大会やコンクール等に出場をしております。さらに、吹奏楽部においては、日本合奏コンクール2016全国大会グランドコンテストにて優秀賞を受賞しました。その他の部活動においても中国大会など各種大会で好成績を残しています。このように、創立80周年を飾る輝かしい成果を上げ、生徒は見事に文武両道を実践してくれました。
さらに、コミュニティ・スクールにおいても、異校種や地域の関係団体などと連携強化を図り、ボランティア活動を推進しています。生徒がただ参加するだけでなく、企画・運営の段階から携わる活動を推進することで、多くの地域活動に貢献するとともに、生徒の主体性や社会貢献の意識を高めることを意識しています。今後も、生徒の健全育成に取り組み、地域に愛される魅力ある学校づくりを推進していきたいと考えています。
このような中で生徒同士は、同級生はもちろん先輩、後輩を問わず仲が良く、和気あいあいとした楽しい学校生活を送っています。このホームページにおきましては、中学生、保護者、地域の方々をはじめ多くの皆様に、生き生きとした本校生徒の活動の様子を是非ご覧いただきたいと思います。
令和7年(2025年)4月
山口県立下松高等学校 校長 柴﨑 太志
昭和19年 2月11日 山口県立下松女子商業学校設置認可
昭和21年 4月 1日 山口県立下松高等女学校と改称
昭和23年 4月 1日 山口県立下松高等学校と改称
昭和24年 2月 1日 現在地に新校舎竣工、移転
昭和40年 5月14日 創立20周年記念式典挙行
平成 6年 11月8日 創立50周年記念式典挙行